岡部氏?尾立氏?お笑い100万票の行方は
<参院選・激戦区ルポ>
全国屈指の激戦区といわれる大阪選挙区(改選数3)には「お笑い100万票」があるといわれ、無党派層を狙って9党10人が立候補している。混戦の選挙区に民主党は初めて2人を擁立。台風の目はタレント候補、岡部まり氏(50)だ。関西地区では高視聴率をマークする「探偵!ナイトスクープ」の秘書役を21年間務めた。ラストサンデーとなった4日、岡部氏は大阪の街頭を練り歩き、支持を訴える一方、尾立源幸氏(46)のもとには、蓮舫行政刷新担当相が応援に駆けつけた。お笑いの「風」はどこに吹く?
岡部氏が大阪の街を練り歩くと、人だかりができる。4日は大阪の繁華街・ミナミで支持を訴えた。「まりちゃん」と握手攻めにあった。大阪では抜群の知名度を誇り、街頭では「消費税増税反対、夫婦別姓反対。大阪の人の生の声を国政に届ける役をしたい」と、民主執行部の消費税増税論には反対意見を訴える。各陣営が最も警戒するのは岡部氏の知名度だ。
「08年大阪府知事選でタレント弁護士の橋下徹氏が新人で183万票。大阪は本当に怖いところです」。民主党大阪府連幹部は大阪の選挙をこう表現する。恐怖の正体、それは「お笑い100万票」と言われる無党派層の存在だ。
西川きよし元参院議員が大阪選挙区で100万票前後を獲得し3回連続当選。故横山ノック氏は99年知事選で、歴代最高の235万票を集めた。
岡部氏は関西地区で高視聴率を記録するABCテレビ「探偵!ナイトスクープ」の秘書役を21年間務めた。知名度を生かして「お笑い100万票」をどう取り込むかが勝敗の分かれ目だ。岡部氏は「志をどう伝えるかが選挙戦」と言うものの同府連幹部は「全国的にタレント候補には期待しないという調査もあるようだが『大阪だけは少し違うから』と岡部氏には言っている」と打ち明ける。
民主党は現職の尾立源幸氏(46)も擁立。04年の参院選で、尾立氏はタレント島田紳助の強力な援軍で「お笑い票」も取り込み、91万票を獲得してトップ当選。しかし今回は応援は期待できない。勝利には組織固めで臨むが、浮動票の上積みを狙えば岡部氏とつぶし合う。同府連は「尾立氏=組織」、「岡部氏=無党派層」のすみ分けで2人当選を目指すが、お笑い票の力を知る陣営の胸中は複雑だ。この日は“仕分け仲間”の蓮舫氏が応援に駆けつけた。
共同通信の序盤の情勢調査では尾立氏、自民党北川イッセイ氏の現職2人が安定、公明党新人の石川博崇氏も健闘と出た。しかし一方では、岡部氏優位を伝えるメディアの調査もある。お笑い100万票の行方が注目される。
「私は反対でしたが、党の方針に従いました」とか言い訳するんだろう。
永住外国人参政権と人権侵害救済機関設置法案には触れなけどね、どれも詐欺フェストにはわざと載せないけど、やりたくてやりたくて仕方がない売国民主党の法案だ。
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