あるボーダーの珍説 NA18

昨晩の降雪ほどんどなし

最終日でもあるので、気合い入れて出動

しかし、大変な濃霧。完全なホワイトアウトで、滑走困難のため、2本で撤退

第三を回し、回復を待つ。エレガントでだらしない滑りを目指して、大回りで飛ばす

天候は回復せず、第四が濃霧のため運休となる

ASへ行ってみる

予想どおり荒れ荒れ、そしてこぶ斜面

のんびりと散歩のように歩いたりして、下りる

もう1本行ってみる

1本目で、ボーダーが作って、途中の登りを登りきれず、歩いた跡があるところを再び踏み固めるように歩いていると、後ろから声がしたので、その跡からズレてやった。するとそのボーダー、登りを登りきれず止まってしまったのだが、その時にほざいた台詞が、

「スキーのくせにボードの跡滑ってんじゃねぇよ」

ほ～、スキーってボードの跡滑っちゃいけないんだ。ってことは、ボードのくせにスキーの跡滑ってんじゃねぇよ、か？

降雪のあった翌日の朝に沢へ行くと、平らになった場所で、まだ道ができていなくて、立ち往生しているボーダーのために道を作ったことが何度かあるんだがね、この馬鹿はそういう助けは不要なんだね

そもそも、見通しは良かったんだから、早めに後ろから声をかければ、どいてやったものの、まあどいても登りきれないと思うが、その程度の発想も出来ない己の低い知能を怨みなさい

低い知能はいまさら変えられないんだから、本能のおもむくままスキーの跡を滑らずにがんばってな