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2度のリストラで北九州市に都落ちしたスキー馬鹿がパパになりました。 その育児日記です。
 小林多喜二の蟹工船といえば、今の若いやつのように、学校で習ったことをすべて覚えていない僕でも習ったことを記憶しているプロレタリア文学の代表作なわけですが、当然読んだことなどなく今の年齢なのですが、なんか流行っている?らしいので読んでみた

 読んでみると、ひたすら蟹工船で働く労働者の悲惨な状況を描いている作品で、その悲惨な状況がワーキングプアと呼ばれる人たちに共感されているというのだが、蟹工船の労働者達のほうが、彼らよりももっと悲惨だと思う

 今は這い上がれる手段がないわけではない(勿論、困難だが)。当時の生きていく手段はこれしかなかったわけで、今の絶望、将来の絶望、絶望しかない生活の中で、一筋の光も潰されて、

 そんな社会から脱出するように日本(人)はがんばっていたんだな、そのがんばりのおかげで今の日本があるんだなって思うわけです

 この本、漫画もあるそうで、その絵のひとつを見たんだけど、あの絵じゃこの悲惨な状況は伝わらないよ。綺麗過ぎる

 なんでも、古い作品で、読むのが難しく、最初の10ページで読むのを諦めてしまうやつが多いらしいのだが、この程度の作品も読みきれないなんて、ゆとり教育の犠牲者達はほんと悲惨ですわ

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連休3日目。熱が37.3度で高値安定。熱があると体が動かないので、本を読んで過ごす。食事作るものおっくうなのだが、こればかりは、作らないわけには行かないので

中国・ロシア同盟がアメリカを滅ぼす日 北野幸伯著

国家にもライフサイクルがあり、世界唯一の超大国となったアメリカもそのサイクルからは逃れられないことを書いた本です

冷戦で破れ、アメリカにいじめられ続けたソ連→ロシアがプーチン大統領の手腕によって、アメリカに勝利するまでの流れを解説してくれています

ロシアは、原油高騰という運があったにせよ、(私が尊敬する政治家である)プーチン大統領という極めて優秀な政治家によって大国として復活しています

しかし、ロシアとてアメリカの代わりにはなりません。今後世界は、アメリカの一極主義から多極主義へと移っていきます。その時、日本のとるべき道は・・・

世界情勢は、常に変化し、国の指導者は自国の国益を第一に考えて、戦略を練り、行動しているのに、日本のには、私欲ばかり考え、日本を他国に売り渡したくて仕方がない、政治家という名のカスしかいないのかと思うと本当に情けなくなります

地球温暖化が叫ばれているが、温室効果ガスの排出権取引というものに疑問を感じていた

日経の記事で、JTBが旅行代金に環境に貢献するための費用(CO2を排出しない発電所に対する投資金の一部となる)を上乗せしたツアーを発売し、そのツアーに参加した男性が、「旅行を楽しめて、地球の環境にも貢献できてうれしいです」とあり、はぁ?旅行での交通機関や宿泊施設の電気代などで大量のCO2排出に逆貢献しておきながら、まだ実施されてもいない事業に対する費用を出したから、地球の環境に貢献って、そりゃあきらかに変だろ!と思った次第

もし、温室効果ガスによる地球温暖化が大問題ならば、排出権取引なんて言ってないで、今すぐ、世界中でいっせいに温室効果ガスを減らさないとおかしいんじゃないの?って思っていた所にこの本と出合い、パラパラとめくってみるとなんか面白そうだったので、読んでみた

原題は、Unstoppable Global Warming :Every 1,500 years

地球はほぼ1,500年周期で寒暖を繰り返しており、近年の温暖化は、温室排出効果ガスが主因ではない、ことを地球の過去の気候のデータから導き出している

また、地球が温暖化すると異常気象により食料が生産できなくなったりなど、マイナス面ばかり強調する風潮にも反論。地球が温暖化していた時代の方が人類にとって有益だったと説く

この本の内容を単純にそうだと受け入れることは間違っているかもしれないけど、説得力あります

グリーンランドは、なぜグリーンランドという名前なのか、かつては緑溢れる島で、人もいっぱい住んでいたそうですよ

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スキー、子育て
自己紹介:
なんかパパになってしまった。

子育てに奮闘中。

でも、スキーは諦めないぞ!
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