忍者ブログ
2度のリストラで北九州市に都落ちしたスキー馬鹿がパパになりました。 その育児日記です。
[745]  [744]  [743]  [742]  [741]  [740]  [739]  [738]  [737]  [736]  [735
 いつも読ませて頂いているパチンコ屋の倒産を応援するブログさんからの抜粋です。

 4月18日参議院予算委員会での脇雅史議員との答弁の一部が以下。

---ここから

脇雅史: 去年の10月20日に大事な催しがあったわけですがこのことはご記憶ですか?

菅直人: 突然のご質問ですので何を指されているかわかりません。

脇議員: 実はこの日、原子力総合防災訓練というものをやっていますね。 これは本部長として菅総理大臣、20日21日と参加されてます。 その時にどういうテーマで訓練されたか覚えていますか?

菅直人: 詳しい内容については記憶していませんが、 こうした地震等を想定した事ではなかったかと思います。

脇議員: ちゃんと訓練してるんですね その訓練に「事故の想定」という項目があるんですが、 <原子炉給水系の故障により原子炉水位が低下し、 原子炉が自動停止、その後の非常用炉心冷却装置等 複数の設備故障により万一放射性物質が放出された場合、 その影響が発電所周辺地域に及ぶ恐れがある>との想定 まさに今回と同じ事を想定しているじゃないですか? その事について何の記憶もないんですか? 何のための訓練だったんですか? あなたが本部長として参加されてるんですよ?本当に覚えてない!?

菅直人: 少なくともですね、私にとってそうした原子力のいろいろな事故は 過去においても海外においても多くありましたし、 日本では臨界事故というのは最も大きかったわけですから、 そういった意味で一般的な認識は持っていましたし、 そういう想定に立ってのそうした訓練が行われたことはご指摘の通りだと思います。 ~中略~

脇議員: 大畠(当時経産相として参加していた)さんお願いします。

大畠国交相: この浜岡での原子力事故の対策訓練については・・・、覚えております!(キリッ

脇議員: あったことだけ覚えたって意味ないんです。 ~中略~ さっき、総理は法律とか防災計画にはあまり目を通されてないというお話でしたが、 防災基本計画ってのは国家として持ってるんですね、 その防災計画の中で原子力の訓練はしっかりやらねばならんと書いてあるんですね その中になんて書いてあるか 「訓練をしたら、その訓練の結果さまざまな検討して、専門家の意見も聞いて返るべき事があったら変えなさい」 きっちり(報告を)やりなさいと書いてあるんですよ。 その報告どうなってますか?海江田さん。

海江田経産相: 昨年の10月のことについてそれがどういう報告がなされたかということは、 申し訳ありませんが、私は承知しておりません。

脇議員: 実はまとまってないんですよ。驚くことに・・・。 「とりまとめ中」って書いてあるんだけど。
---ここまで

【政府の防災基本計画】では 訓練後には専門家の評価も活用し,課題等を明らかにし,必要に応じ,防災訓練計画やマニュアルの改善等を行うものとする。
としてあり、これに基づいて防災訓練後は 文科大臣・経産大臣は事後評価を行ってきています。
が、現内閣はこのルールを守らずに放置していた事が判明しました。

政府が、政府の防災基本計画を守っていないのです。
決められてあったはずの防災基本計画を守っていないのですから、 災害時に動けるはずがありません。
しかも、まさに今回の事故と同じ構図の訓練であったにも関わらず、 まったく覚えていなかったわけです。
これだけでも現内閣の責任は追及されなければなりませんが、 これだけでは収まりません。

以下、平成20年10月22日(麻生政権時)に行われた 原子力総合防災訓練 より抜粋いたします。

平成20年10月22日、総理大臣官邸で平成20年度原子力総合防災訓練を行いました。 今回の訓練では、福島第一原子力発電所3号機において原子炉へ給水する設備の故障が発生し、その後非常用炉心冷却設備等の故障により原子炉の冷却機能が喪失し、放射性物質が外部に放出される事態を想定して、国、自治体、その他関係事業者などと合同で実施しました。
訓練では、二階経済産業大臣から事故状況報告、原子力緊急事態公示・指示案が提出され、これを受け麻生総理は「原子力緊急事態宣言」を発出し、住民への情報提供に努めるよう関係自治体への指示を行いました。
引き続き、この事態を受けて原子力災害対策本部会議の訓練を行いました。政府対策本部長の麻生総理から「住民の安全確保を最優先に、事態の一刻も早い収拾を図ることが必要であり、これから関係省庁からの対応状況の報告を受けて政府の基本方針を決定したい。」と発言があり、続いて現地対策本部長、福島県知事、大熊町長、双葉町長、富岡町長、浪江町長とテレビ会議を通じて現地の状況の把握を行い、支援要請に対して速やかに応じるとともに、現地対策本部に必要な措置をとるように指示をしました。

まさに今回の事故と福島第一原発で全く同じケースを想定して行われていました。
当然、政府の防災計画にあるとおり、 これらは報告として、マニュアルとして残っており 少なくとも官僚はこれらのマニュアルを持ち出し、 すぐに動けるはずだったわけです。
ところが自分のお友達以外は排除し、 それ以外からの意見を聞かずに トップダウンで押しつける事が政治主導だと勘違いしている民主党政権は 勝手にパフォーマンスの場に使った挙げ句 最悪の事態にしてしまったわけです。
「前日の1:50にベントをしろと言ったが東電がやらなかった」等 嘘まで言って言い逃れに終始していますが、 (この件はトウデンガーで内閣延命を図る模様をご参照ください) もう言い逃れは通用しません。
実際にその訓練後の報告動画をご覧ください。

~(筆者省略。詳細はブログへ)~

現地の町村の首長達は2年半前にこの訓練を経験済みで、 政府からの指示さえ的確に出ていれば 現在のような大混乱にまで至ることは無かっただろうと思います。
この時の訓練では実際のプレス関係者や IAEAや在日フランス大使館も参加させての情報発信 さらには海上モニタリングまで行われています。
被曝障害の発生まで想定しています。
また、対応を東電に丸投げするような事もありません。
迅速に動きが取れるように現地本部が立ち上がった段階で 必要な権限をただちに現地本部へ移譲している事も非常に重要です。
SPEEDIによる飛散予測も活用し、避難区域も同心円ではありません。
これだけ大掛かりで万全とも言える訓練と それに基づいたマニュアルが残されていたにも関わらず、 これらを一切無視して政治主導パフォーマンスを行い、 最悪の災害にまで発展させたわけです。
そして今でも菅政権は「想定外」と言い訳を繰り返しています。 「菅内閣による人災」以外の何者でもありません。
この事はきちんと知られなければなりません。


酷いものです。
おそらく訓練したことすら覚えていないのでしょう。
売国民主政権の人間はとにかく勉強が足りません。議会の答弁を聞いていればいかにモノを知らないかがよくわかります。
事前に提出された質問すら理解しておらず、答弁の勉強もしていません。

防災基本計画を見たことがないのではなく、存在そのものを知らなかったのでしょう。

災害に対する準備をいくらしてもバンブラー菅政権が続く限り同じようなことが続くでしょう。

東北地方の復興は、売国民主政権が続く限りないと思っていいでしょう。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
02 2024/03 04
S M T W T F S
1 2
3 4 6 7 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
プロフィール
HN:
enokkey
性別:
非公開
趣味:
スキー、子育て
自己紹介:
なんかパパになってしまった。

子育てに奮闘中。

でも、スキーは諦めないぞ!
最新コメント
[04/09 I-Rom]
[05/07 I-Rom]
[12/04 I-Rom]
[11/06 I-Rom]
[11/01 I-Rom]
ブログ内検索
最新トラックバック
忍者ポイント広告
アクセス解析
忍者ブログ [PR]